味付けはお塩で!
自然界のミネラルバランスそのままのお塩で味付けしたシンプルな味は、カラダの内側からおいしいと感じられます。お塩は味覚を刺激するだけではなく、食材のうまみを引き出します。
昔からお塩は食卓の上になくてはならないものでした。「手塩にかけて育てる」の言葉には、食事の時、親が貴重なお塩を手に取って子どもに分け与えたことに言葉の起源があります。昔から、お塩は貴重で生きていく上で不可欠なものなのです。
減塩と世間では言われていますが、化学的に精製されたお塩はとらずに、海水のミネラルバランスそのままのお塩で味付けしましょう。塩味は基本の味です。
調味料は塩と糀で手作り
塩糀や、お味噌、出汁糀、トマトの塩糀ソース、甘糀など、これがあればどんな料理もできる調味料を手作りしましょう。
調味料から添加物をはぶくと、添加物の摂取量が7割削減できると言われています。
手作りの調味料、これ以上の安心安全はありません。お塩がいいと、簡単においしい調味料ができます。
保存は発酵をうまく利用して
発酵ってもともと食品を保存するために発達してきました。
お肉やお魚・お野菜を、塩や塩糀で保存しておきましょう!
お肉やお魚が、塩と糀でアミノ酸分解されて旨味が引き出されますから、味付けも簡単になり、とってもおいしくなります。
そのうえ、消化によるカラダへの負担も軽くなります。
手作りは最大の愛情表現
毎日食べるごはん、子ども達のために、ご主人様のために愛情込めてつくりましょう。手作りは愛情表現です。
いつも温かいごはんが迎えてくれる家には、外での疲れや、嫌な事も忘れさせてくれる温かさがあります。
特別なレシピや、手の込んだものでなくてもいいのです。
いつものごはんがココロとカラダをつくり、癒してくれます。
子どものやりたいを食事で応援!
子ども達が元気に学校に行ったり、クラブ活動に精を出したりしている姿を見ることは、母としてこの上ない幸せですね。
私たち母ができる最大の応援は、ココロとカラダを養うごはんをつくることではないでしょうか。
どんなアドバイスよりも喜んでくれるし、ココロとカラダの栄養になります。
子ども達に豊かな自然を残そう!
私達が子どもの頃から慣れ親しんでいる、きれいな水と豊かな山、静粛な森と青い海。子ども達にも、孫たちにも同じ景色を残しましょう。
また、家族のココロとカラダの健康のために食事に気を使う私達、自然豊かな環境は、よりおいしい食材を生み出してくれます。
子ども達に豊かな自然を残すのなら、より自然な環境で育ったお野菜やお肉を求めるのなら、台所が自然とつながっていると意識しましょう。
台所から出る排水とゴミが、自然へと還っていくことを意識して、水を汚さない、野菜くずを自然に返す取り組みをしていきましょう。